修験業山 1,093.8m〜栗ノ木岳 1,066m (2008年5月4日)

修験業山は、高見山地を東西に走る三峰山の稜線上にあり、三峰山と局ヶ岳の中間に位置する。栗ノ木岳は
修験業山の東に位置するピークである。春はカタクリ、石楠花、シロヤシオ。秋はトリカブト、など〜花に恵ま
れた山でもある。

コース (修験業谷〜大宮谷) 周回登山
若宮八幡宮駐車場-(1時間40分)-栗の木岳分岐-(30分)-修験業山-(20分)-栗の木分岐-
栗ノ木岳-(25分)-若宮峠-(1時間30分)-若宮八幡宮駐車場
                                            歩行時間 登り3時間/下り1時間55分

▲八幡神社駐車場から望む修験業山

▲八幡神社登山口

▲はらひ滝

▲修験業谷
8時20分駐車場へ到着。準備体操をして8時40分スタート。駐車場からはこれから登る修験業山の稜線
がくっきりと見えている。灯籠の並ぶ参道を歩くと正面に若宮八幡宮の社務所が見え,登山口はこの社務
所の左手にある。丸太橋を渡り右岸の林道を少し歩くと正面にはらひ滝が見えてくる。指導標識に沿って
谷に下り修験業谷に入る。まもなく堰堤があり、右から乗り越え二股を左に進み谷の右岸に渡る。ここか
らいよいよ急登がはじまる。最初は植林帯の山腹をジグザグに登る。尾根に乗るといったん傾斜は緩む
がすぐにシャクナゲとアセビの中の急登になる。要所に固定ロープが設置され、木の根につかまりながら
グイグイと高度を上げていく。

▲栗ノ木岳分岐

▲高宮

▲高宮周辺のシャクナゲ
ようやく傾斜が緩んできたら正面に大きなブナの木が現れた。ここが栗ノ木岳分岐。ここから東に向う
と栗ノ木岳だが、まずは西に進み修験業山へ向う。稜線はブナ、ヒメシャラの原生林となっている。林床
にはバイケイソウやヤブレガサの緑が清々しい。石灰岩混じりの主稜線を登ると石の鳥居と『川上山若
宮八幡神社』と刻まれた石柱が現れ最初のピーク高宮に着いた。シャクナゲが目を和ませてくれる。南
北の展望が良く、北に学能堂山、曽爾高原から大洞山、尼ヶ岳、青山高原などが、南には台高山脈が
望まれた。

▲修験業山山頂
山頂といっても稜線上のピークで
狭くて展望もよくない。
三等三角点にタッチした後すぐに
引き返すことに…
高宮まで戻り、展望とシャクナゲを
楽しみながら休憩し昼食をとること
にした。

▲修験業山稜線から栗ノ木岳

▲バイケイソウ

▲イチリンソウ

▲カタクリ

▲チゴユリ

▲ミツバツツジ

▲栗ノ木岳からの展望

▲栗ノ木岳山頂
高宮から分岐まで戻り、ブナやヒメシ
ャラ林の中の尾根をさらに東に向う。
シャクナゲに囲まれた小ピークが栗
の木岳だ。山頂は狭く、展望は北に
開かれている。素晴らしい山並みを
前に山の同定に忙しい。

▲局ヶ岳

▲何度かの渡渉

▲爽やかな新緑
下山は若宮峠へ。想像以上の激下り斜面である。杖をザックにしまい木の幹につかまり滑りそうに
なりながら慎重に下りる。前方には潅木の切れ目から局ヶ岳の素晴らしい山容が目に入る。若宮峠
は四差路になっていて大宮谷方向へ進む。ガレ石と浮き石が多く歩き辛い。時折『落』の声が聞こえ
思わず振り返る。谷沿いに下るうちに落葉高木樹の緑が増し差し込んだ陽が森を緑に染める。赤テ
ープを頼りに沢に沿ってひたすら下って行くと川上八幡神社の駐車場だった。山岳信仰の山らしく厳
しい登りと転げ落ちる程の急降下、滑る沢の渡渉が待っていたがシャクナゲにホットし楽しい山行だ
った。


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